長男、卒業!

長男、卒業!

不登校

長男が小学校を卒業しました。

彼は、6年生の、春の運動会が終わったあとくらいからぱったりと学校に行かなくなり、
卒業式も出席しませんでした。
ただ、卒業式のあとの集合写真撮影には参加し、そのまま体育館で一人だけ別に、校長先生から卒業証書を授与していただきました。
卒業生の親子で開催された謝恩会にも参加させていただきました。

中学校にも今のところ行く気はないということなので、
なんの準備もしていません。
…と、こんなところで表明すると
「大丈夫?!」と、心配する方もいらっしゃると思います。

たぶん、大丈夫でしょう。
先のことは、わかりません。

私や家族のことをよく知ってくれている人たちは、
決して、長男の育児を放棄したとか、
わがままを甘やかしているとか、
そういったことではないと、
認識してくれると思っています。

これは私たちなりの前向きな判断です。

わざわざ言う必要はないではないか、
と思う方もいらっしゃると思いますが、
私は、「こういう子もいるよー」ということを
私の周囲の方々に、知っていただきたいな、と思っています。

中学校に行かない(気が向くまでは)
という選択を、話す機会があったママ友には直接お話しました。
みんな、目を丸くしていました(笑)
私だって、長男がこうならなければ、きっと目を丸くしていたでしょう。
でも、一人も面と向かって私や長男のことを否定する方がいなかったことは
とてもあたたかい人たちに恵まれたのだ、と思います。

学校の先生方は、子どもに、社会生活に戻るように促すことを、親にすすめます。
それが先生方の仕事ですから、当然です。
でも、私は、今はその段階ではないと考えています。
長男は、様々なプレッシャーから心に傷を負い、それを治している最中ですから、 学校の先生方には、見守っていただきたい、とお話しています。

担任の先生は、何かと長男を気にかけてくださり、理解しようとしてくださり、
クラスのみんなにも、理解を求めてくださり、
距離を取ってくださっていたことが、とてもありがたかったです。

お友だちのみんなも、いつでも笑顔で長男を迎え入れてくれ、
それが母としては何より嬉しいことでした。

長男のこのような変化があったことで、
何より私自身が、子どもの成長や個性や学力について、偏見と差別を持つ人間であったということがよくわかりました。
「子どものために」と思いながら、何より「他人の目」を気にしていた人間であったともわかりました。
彼を傷つけてしまったと自分を責め、自分の母が亡くなった時よりもたくさん涙を流す日々を過ごしました。
でも、このことは、決して私だけの非でないということもわかりました。
書籍やニュース記事や講習で知識を得て、信頼できる方たちに出会えたおかげです。

長男の変化がなければ、このような自分について気づくこともできなかった。
長男のおかげで自分自身が成長させてもらえたのだと、彼に感謝しています。

不安でない、と言ったらうそになるけれど、
私よりも彼の方がよっぽど不安でしょう。

今は、119cmで入学した彼が、155cmほどまで大きく成長し、小学校でたくさんの経験をし、優しく愉快な友人たちに囲まれ、
私を気遣い、家族を手伝う、心優しい少年に成長してくれたことを
喜びたいと思います。

長男、卒業おめでとう!